ミュウツーの逆襲 EVOLUTION を観に行った

『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』を観に行った。

大好きなポケモン映画。まだビデオデッキだった頃。幼いながら何度も何度もみて何度も泣いた記憶がある。

兄の影響で物心ついた時からポケモンのゲームで遊んでいた気がする。ゲームボーイで初代の青をやり込んだ。四天王は最後にはお金を稼ぐために周回してた。ミュウツーのいる場所を従兄弟に教えてもらって、「ここで使わなかったらいつ使うんだ」とマスターボールを投げた。

初代は正義。

年齢的にはルビー・サファイア世代だしそれも死ぬほどやってはいたが、私の中で絶対的地位にいたのは初代のポケモンたちだ。

そんな私の中の全盛期の映画。毎年やっているポケモン映画だけど、正直な話『ミュウツーの逆襲』以外の記憶はあまりないし、最近の映画は全く見ていない。ゲームもやらなくなってしまった。（ポケモンGOとかルビーのリメイクとか、let'sGoピカチュウとかはやった。本当に昔で止まっておる。リメイク嬉しい。しかし難易度ゆるゆるになったよね。）

こればっかりは見とかないと！3DCGだとか知らんがあの感動をもう一度！

しかしストーリー全然違ったらゆるさん。

というわけで見に行ってきた。

結果から言うと、とても良かった。

昔のミュウツーの映画そのままだった。

もちろん細かいところは変わっていたけど（昔はなかった技を使っていたり、ボイジャーさんがキャモメって言ったり。ニューアイランドだっけ？ミュウツーがいるところまでロケット団と行くところはほんわかした。）大まかなところは本当に変わってなかったと思う。

一つひとつの場面が、ああ～～こういった映像だったなあとフラッシュバックして、3Dの映画を見てるのに頭の中は昔の映像で出てきたりして、とても懐かしくなった。

そしてやっぱり同じところで泣いた。

ピカチュウとサトシの友情は本当に熱い。大体の人はそうだと思うんだけど、ミュウツーのポケモンボールから逃げ回るところと、サトシが石になってピカチュウが必死に起こそうとするところが最高に泣ける。ポケモンがみんな泣いてるところでトレーナーが泣いてないのってなんか不思議だよね。いまちょっと思った。なんでなんだろう。

ほんものでもコピーでも今は生きてるって、子供の時は感動の一部だったけど、今思うとなかなか重たいテーマだよね。ポケモンの最初の映画がそのテーマなのはすごい。もちろんポケモンと人間の絆もテーマなんだろうけど。

朝一の上映に行ったんだけど、子供連れや子供ばかりじゃなくて、同じ年代の人たちがいて、ポケモンってずっと心を離さないんだなって思った。

文字を書く

文字を書くことに疲れてしまった。

ほんの一年前までは自分の思ったことを文字に書いて、日記にして、妄想を小説にして黒歴史を生み出していたのに、最近めっきりその機会が減ってしまった。

綺麗な文章を作ろうと一生懸命になりすぎている気がする。

人に見せるもの見せないもの関係なく、綺麗な文章でないといけないと思ってしまう。

そうした方が自分の頭の中もすっきり整理できるからだ。

最近はどうだろう、文字を書く前に頭の中で整理して、整理しまくって結局わからなくなるか、整理し終わってアウトプットがめんどくさくなって終了する。自己完結。

自己完結して満足ならそれでもいいんだけど、次は承認欲求が出てくる。友達でもいいけど、愚痴や弱音は何も知らない第三者がいい。心配してほしいけど気を使って欲しくないから。そういうときのSNSってほんと便利だよね。

なんでこんな文字を書くのが億劫になったのかなっておもったら、仕事を始めたからかなっておもった。

仕事を始めてから、もっと自分の意見を自分から発した方がいいと言われている。特に弱音。

でも上司だし、自分で悪いところは分かっているし、支離滅裂なこと言ってると思うし、弱音吐くなんてダメだって気持ちが前に出るし、情緒不安定になるし、ちゃんとわかりやすく、簡潔に伝えなきゃと思ってしまうのだ。そうなるとまず自分の中で整理して、自分が言いたいことを自分が理解して、ようやく相手に伝える。それか自己完結で終わる。よくない。

よくないとは思っていても、思った感情をそのまま伝えるって難しくない？上手に相手に瞬時に伝える国語力は持ってない。感情をぶちまけるほど子供じゃない。

弱音は置いといても報連相が第一の社会。簡潔かつ明確な情報を伝える作業、それが私生活にも出てきている。いい事だけど、私の場合ぐるぐる頭が回るからよくない。

せっかく書いたしもったいない精神と、承認欲求のかたまりでネットに晒す。思いついたまま文字を起こすのはやっぱり楽しい。なるべくそのまま残したいけど、三回くらい読み直した。